2018年09月18日
朝晩は涼しく、日中も過ごしやすい季節になりましたネ。
「食欲の秋」も糀部で糀を使ったおいしいメニューを作りましょう!
本日は、弊社料理長が講師を務める人気の教室第二弾が開催されました。
中秋の名月を前に作るお料理は「秋のお月見吹寄せ献立」です!
今回もプロの技をしっかり学びましょう!
一品目、「秋鮭のけんちん焼き」です。
豆腐をつぶす事をけんちん、と言うそうです。私、初めて知りました(汗)
和食は必ず下味を付けます。鮭は醤油糀で漬け込み、とうもろこしも塩糀で下味を付けてあります。
せっかく大きい包丁があるので、人参、とうもろこしは、かつら向きに挑戦です。
料理長の手さばきに、部員の皆さんから感嘆の声が上がっていました。
料理長は、右手と左手の親指と目の3点で厚さを見ているそうです。
続いて「枝豆巾豆腐」。
全ての材料をお鍋に入れ、火にかけながらよく混ぜる、と作る工程はシンプルですが、
しっかり練り上げるのが最大のコツです。しっかり練る事でツヤがでます。
練りが足らないと、粉っぽさが残ってしまいます。
ラップで包むことで、簡単に茶巾が作れますよ!
お月見にぴったりのメニュー「鳥月見蒸し」
鶏肉と野菜を先に蒸し、そのあとうずら卵を落としもう一度蒸します。さっと蒸すことで
卵がおぼろ月夜のように見えるんです!
最後に「菊雑炊」
料理長曰く、二日酔いの朝におすすめのメニューだそうです(笑)
お花を使っているだけに、華やかでキレイですよネ♪
こちらの食用菊、違う呼び方があります。
その昔、東北のお殿様が食用菊を食べた際、あまりのおいしさに「庶民に食べさせるなんて
もっての他だ」と言った事から「もって菊」とも呼ばれているそうです。
おいしく作るコツとして、ごはんを水で洗っておくと粘りが出ず、さらさらした仕上がりになります!
最後に料理長からキレイに盛付けるポイントの説明がありました。
色が3色入っていると、キレイに見せる事ができるそうです。
例えば菊雑炊なら、ご飯の「白」、菊の「黄」、梅干しの「赤」です。
ちょっとした手間でいつものメニューをおいしく見せられそうなので、私もやってみよう!と
思いました。
献立のお品書き
・秋鮭けんちん焼き(醤油糀、いしる糀、いしる出汁)
・枝豆茶巾豆腐(丸大豆こんぶ醤油)
・鳥月見蒸し(いしる出汁)
・菊雑炊(うす色出汁)
お楽しみの試食タイムでは、「今晩早速作ってみるわ。」など教室で学んだことを、自宅で
どう実践するか話に花が咲いていました!
次回の料理長の教室は12月に「お節料理」を予定しています。
申込が殺到する予感大です。。
お申し込みはお早めに!!!