2018年07月19日
梅雨が明け、暑さも本格的になってきましたね。
暑さの中でも、食材で夏を楽しむだけでなく、暑さを忘れるような工夫をするのが日本料理ならではかもしれませんね。
四季折々の食の豊かさと、日本人の四季を楽しむ心意気が溢れています。
弊社の料理長が講師を務める料理教室では、目にも涼やかに夏を味わう「夏の涼風献立」をご提案しました。
和食のプロからお料理を習う機会は少ない糀部の皆さん。
今回は、プロ直伝の技をしっかりお伝えしていきます~!
大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かしておきます。
そのお湯があるおかげで、野菜の下処理や調理がすぐに出来て効率がいいそうです。
ちょっとしたことですが、プロの経験からくる工夫ですね。勉強になります・・。メモメモ。
日本料理は目で味わう!
大きな加茂なすをくりぬいて器にしています。
家ではなかなかできませんが、旬の食材を余すことなく楽しめる技が光りますね★
治部煮のとろみや照り。
加賀太きゅうりを素麺に見立ててスライスする切り方などなど、ちょっとしたコツを
丁寧に教えてもらいました!
帆立貝の夏治部の盛り付けは「器の中心からではなく奥から盛り付けてバランスを取るのがポイント。料理には絵心が必要なのです」と料理長。
出来上がったお料理はテーブルせましと並べられていきます!
わ~~!可愛い。涼しげ~!と写真に収めていく部員の皆さん。
五感で感じるお料理の完成です!
献立のお品書き
・太胡瓜素麺 (ぜいたくつゆ)
・帆立貝の夏治部 (いしる糀にて)
・米茄子鋳込み揚げ (醤油糀味噌掛け)
・鮎寝かせ玄米寿司 (塩糀にて)
・甘味物 葛きり (黒蜜玄米甘酒にて)
涼風献立には
朝顔に つるべとられて もらい水
金沢にゆかりのある加賀千代女の句が添えられていました。
旬の鮎も三枚におろし、身の部分は塩糀と酢で締めてお寿司にし、骨は素揚げして骨せんべいにします。
「捨てる所はないのですよ」と料理長。
見てください!鮎のお寿司のところに小さいスイカ!
(すだちをくりぬいてトマトジュースのゼリーで作ったスイカなんです)
こんな演出、素敵すぎます~。この日も大満足の糀部でした!
目指せ!発酵食美人!!
皆さん、じっかり家で自主練してくださいね~~!
次回のご参加もおまちしていま~す!
本日使用した七つ道具はこちら
本日使用した簡単!便利!な調味料
まろやか本返し
香りが良くてまあるい味
ぜいたくなつゆ