2018年12月17日
弊社料理長が講師を務める人気の教室第三弾「糀のお節料理」が開催されました。
毎回好評の料理長の教室。特にお節料理はあっという間に満席になり、部員の皆様の期待の高さが
うかがえました。今回もプロの技をしっかり学びましょう!
最初に、煮物に使う「梅にんじん」と「花蓮根」を作ります。
型抜きを使えば簡単にできますが、本日は和食のプロと一緒に包丁で作ってみました。
キレイに見せるコツも教わり、部員の皆さん一斉に包丁で悪戦苦闘?!していました。
梅にんじんは、ひと工夫することで桜にんじんに早変わりします!
醤油糀を使うメニューは先に漬け込んで置きます。焼き物はお正月らしくブリ、そして有頭海老
の二品です。
煮物は三品。鶏の八幡巻き醤油糀煮はお肉で野菜を巻きタコ糸で縛ったら、焼き物同様、
醤油糀に漬けこみます。
漬け込むだけで美味しくなる「糀」、ほんとに優れものです!
先ほど切った梅にんじんは「甘酒」でゆっくり煮含めます。
花蓮根は、細竹水煮と結びすだれ麩と一緒にいしる出汁を使い、「いしる煮」に。
すだれ麩を使うところが金沢らしいですよネ♪
お節は見た目の美しさも重要ですよネ。
切り込みを入れ、爪楊枝で形を整える事で「松」を表現できる、「松笠烏賊塩糀蒸し」と
菊花に包丁を入れた「菊花蕪」。ゆずを器に盛付けると華やかさがUPします!
どちらも味付けには「塩糀」を使っています。
お節の定番「栗きんとん」も、味付けに甘酒と甘糀を使うところがヤマト流です!
甘酒を使えばお砂糖がなくても美味しい栗きんとんが作れますよ♪
最後に「玄米甘酒ひさご玉子巻き」。甘酒を使うので、お砂糖は入れません!
本日は時間が足らず、料理長が部員さん全員の分を事前に焼きました。
巻きすを使ってひょうたんの形に仕上げています。
普段のお弁当にいれてもいいですよネ!
お料理が完成したら、お重に詰めていきます!
料理長のお手本を参考に、部員の皆さん真剣です。詰め方一つで美しさが変わってきます。
「松笠烏賊塩糀蒸し」の松、「いしる煮」の細竹水煮の竹、「梅にんじん」の梅で、
おめでたい「松竹梅」を表現しています。
献立のお品書き
・いしる煮3種(花蓮根、結びすだれ麩、細竹水煮)
・松笠烏賊塩糀蒸し
・菊花蕪
・玄米甘糀の栗きんとん
・玄米甘酒ひさご玉子焼き
・鶏の八幡巻き醤油糀煮
・ぶりの醤油糀焼き
・有頭海老の醤油糀焼き
・梅にんじんの玄米甘酒煮
次回の料理長の教室は2月に「雛まつり料理」を予定しています。
お申し込みはお早めに!!!