2018年12月08日
皆様、お待たせしました!
お客様からご要望が多かった味噌づくり教室を9月10日に開催しました♪
参加した生徒さんは10名、その内8名は味噌づくり初体験です。
蔵元の社長直伝、味噌づくりのコツやアドバイスを聞く表情は真剣そのもの。
ですが、突然の社長のダジャレに和気藹々とした楽しい教室となりました。
使用する原料は、フジッコさんで販売している国産大豆の水煮とヤマトの乾燥糀です。
手に入れやすいので、ご自宅でも手軽にお味噌づくりができますよネ!
ここで大豆トリビア。輸入大豆は色が白く、国産大豆はベージュ色。国産大豆は甘味があって
美味しいんです!
お味噌づくりの前に、どのようにしてお味噌が出来上がるのか、社長の山本からイラストを
まじえ説明します。
お味噌は「麹」や「酵母」など、菌の働きで味が変わります。
目に見えないので意識しにくいのですが、私たち人間は菌と共に暮らしています。
人それぞれ持っている菌が違いますし、環境によっても棲んでいる菌が違います。
菌が違えばお味噌の味も変わります。という事は同じ原料を使っても、仕込む人や場所に
よって違う味に! それが「手前味噌」の面白いところです!
では、さっそくお味噌をつくっていきましょう!
先に乾燥糀を水で戻しておきます。続いて大豆をつぶします。
専用機器であっという間にミンチ状に・・。見た目はささみのひき肉です(笑)
塩をまぜた糀に種味噌を加え、さらにミンチにした大豆を入れて混ぜ合わせます。
しっかり混ぜ合わせることが、おいしくなるポイントなので、ただひたすらまぜます(汗)
ダマになった大豆をつぶしながら、混ぜる事約5分。意外に力も必要です。。
生徒さんが無口になりやすい作業なので、「みその唄」を流し、みんなでサビを口ずさみながら
混ぜていきます!
この「みその唄」覚えやすいメロディーなんです(笑)
さぁ、ラストスパート。混ぜ終わった味噌を丸め空気を抜きながら、仕込み用の桶に移して
いきます。ハンバーグを作るのと似ています(笑)
最後に表面にふり塩を振って、仕込み完了です!
自宅に持ち帰ったら、重しをして、陽や風のあたらない、常温の場所に置いて約半年間
寝かせます。気になっても途中でフタを開けてはいけません!
どんな手前味噌ができあがるのか、楽しみですね!!!
仕込みの後に、6か月熟成の「特選味噌」と12か月熟成の「かなえ」、それぞれのおみそ汁
を試飲しました。熟成期間が違うと、お味噌の色も香りも味も違います。
因みに私は、12か月熟成の「かなえ」のお味噌汁が大好き♡です。
味噌作り教室は2019年3月まで実施いたしております!
一緒に「手前味噌」を作りませんか! 皆様のご参加、お待ちいたしております!!