2020年03月17日
本日の献立
・桜玉子醤油糀漬け
・柳鰆の醤油糀照り焼き みょうがの甘酢漬け
・竹の子そら豆の木の芽揚げ
・鰻蓮根桜蒸し いしるあん
・鶏塩糀蒸し錦糸巻き 蛇腹胡瓜と若芽 酢味噌にて
・三色串
・桜ちらし
今回の料理教室は菜の花や竹の子など春に取れる食材を使って、お花見をしたくなるような華やかなお弁当を作りました。
部員の皆さんは、中村料理長の手さばきを間近で見られる数少ない機会なので、真剣な眼差しで見つめていましたよ!
時には料理長を部員さんがフォローして笑いがおきたり…。ほのぼのした空気感で進んでいきました。
まずは、柳鰆の醤油糀照り焼きを作りました。今回は大きめにカットした柳鰆を使ったので、3時間事前に醤油糀に漬けたものを弱火でじっくりと焼いて仕上げました。
付け合せのみょうがは甘酢に漬けて最後に飾り包丁をしてひと手間プラス。甘酢に付けることで赤色がハッキリとして可愛くなりました♪
次に鰻蓮根桜蒸しを作りました。蓮根の皮を剥いて、アク止めするために酢水につけてからおろしていきます。卵白と混ぜ合わせるのですが、今回は塩糀を少し加えて旨味をプラス!!
今月発売した「白糀漬けのもと」でお肉をつける際にも塩糀をほんの少し加えるだけでより美味しくなりますよ。是非お試しください。
話は戻って・・・。卵白と塩糀、蓮根を混ぜて鰻を包み桜の葉で巻いて蒸し上げます。桜の葉を使うだけで一気に春の雰囲気になりますね。
次に鶏団子、うずらの卵、里芋で三色串を作りました。鶏団子を作る際にミンチだけでよく煉り粘りを出して空気を入れると口当たりがよく仕上がるそうですよ。
ハンバーグでも同様によくこねてから作ることがポイントです!
今回は鶏肉ですが、魚のすり身でもよいそうです。お弁当につめるときに青のりやねぎみそなどを上に盛り付けます。
花見団子をイメージしながら部員さんそれぞれのセンスで串にさしていきました。
次に錦糸巻き作りました。今回は部員さん全員1人1枚錦糸卵作りに挑戦しました。火加減と菜箸をくるくる回しながら裏返すことに苦戦しながらもきれいな錦糸卵が1班1枚はできていました。
きれいに仕上がった錦糸卵を使って、菜の花・鶏肉・ブルーベリー生姜の3色の食材を巻いて切り分けていきました。
付け合わせの蛇腹きゅうりを作るコツも料理長が優しく分かりやすく指導していました。
部員さん同士でお互いに包丁さばきを見てアドバイスをして、上手に蛇腹に仕上がると歓声がわくほど!わかめと一緒に酢みそをつけていただきます。
次に、醤油糀に6時間以上漬けた茹で玉子を飾り切りにしていきました。
ここで使うのは、爪楊枝と糸。
糸を結んだ爪楊枝を玉子の中央に刺して、糸を上下に動かすことで、ギザギザに切り込みを入れます。
初めての飾り切りに戸惑いながらもそれぞれが切り分けていきます。料理長の作った卵と比べて最後は悔しそうな反応をしている部員さんも。
家にあるもので作れて包丁も使わないのでお子様とご一緒にどうぞ♪
竹の子とそら豆の木の芽揚げでは、衣付きをよくするために小麦粉をまぶして木の芽が入った衣につけて揚げていきました。
衣を作るときは、必ず冷たい水で作ります。グルテンが出ないように軽く混ぜるだけで、ダマがあってもいいそうです。木の芽が入ることで彩りもよく、春らしい緑が映えてきれいでした。
最後は桜ちらしです。シイタケの甘露煮には甘口糀醤油を使いました。
えびや菜の花はお湯に塩糀を加えてさっと湯がきました。お弁当箱に酢飯を詰めて、シイタケの甘露煮、錦糸玉子を敷き、えびや菜の花、えんどう豆、ブルーベリー生姜を彩りよく飾っていきます。
ほかのお料理もきれいに詰めて完成です!大きな団子を作ってしまってお弁当箱に入りきらなくなった班もありましたが、料理長の見本を見ながら少し自己流にアレンジしたりして、皆さん楽しそうでした!!
今回は詰めたお弁当をお持ち帰りいただきました。
色鮮やかなお弁当を見て、「食べるのが楽しみ!」「このままお花見いきたいね」「今回使った食材は家庭でよく使う食材ばかりだったから家でも作ってみます!」という声も。
次回の料理教室は4月7日(火)、テーマは「糀甜麺醤と中華料理」です。
まだ空きがございますので、皆様のご参加をお待ちしております♪