2015年07月25日
お味噌汁は、だし汁を沸かして、具に火が通ったら火を止め、味噌を溶かしてできあがり。とレシピはいたってシンプルで、具材を変えるだけでたくさんの種類のお味噌汁を作ることができるので、毎日作っても飽きないですが、溶かす味噌の量はどれくらいが適量なのか疑問に思ったことはありませんか。
好みによって多少変わりますが、米みその場合、だし汁200mlに対して大さじ1が基本です。赤味噌は塩分が高めなので、だし汁を濃いめに取って味噌は少なめに入れましょう。白味噌は塩分が少なめなので、普段と同量だと物足りなく感じるかもしれません。なので、味噌を少し多めに入れましょう。
また、2種類以上の味噌を合わせたものを調合味噌と言います。このそれぞれの味噌の割合は、好みや具によって使い分けると良いでしょう。わかめや豆腐など、あっさりしたものが具の場合は、赤味噌を多めに入れるのが合いますし、根菜等を具にする場合は白味噌を多めに入れて甘目に仕上げるのが合います。そして、魚介類を使う場合、生臭さを消すために濃厚な香りの豆味噌を多めに入れるとおいしくいただけます。
最後に、味噌を溶かし入れる際には、かならず鍋の火を一旦止めましょう。温度が90度をこえると、味噌の風味が損なわれてしまいます。
味噌の種類や溶かし入れる時の温度に気を付けて、美味しいお味噌汁を作ってみてください。